Obsidianの始め方を解説!初心者が今すぐ使えるようになる使い方とコツ

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この記事ではObsidianの始め方を解説します。
Obsidianで効率的に情報管理をしたいけど何から始めればいいのか分からない方向けに書きました。

僕は毎日Obsidianを使ってジャーナリングやタスク管理、ブログ記事の執筆までやっています。

めちゃくちゃ便利で気に入っています。
個人的にはNotionより使いやすいです。
そんな最高の情報管理ツールのObsidianぜひこの記事を読みながら始めてみてください。

タップできる目次

Obsidianとは?

Obsidianは情報管理ツールです。
簡単にいうとテキストメモを管理してくれるもの。
マークダウン形式のメモに対応しています。
ノートを作成して自分が作ったフォルダに格納していくイメージです。

いちばんの特徴はノート同士をリンクで繋げられるということ。
自分だけのWikipediaが作れるというとわかりやすいかもしれません。

作成したファイルはローカル環境に保存されます。
自分のPCやスマホの端末のみに保存されるのでセキュリティ的にもリスクが少ないといえるでしょう。

Obsidianの始め方

Obsidianを始めるためには以下のステップを踏みます。

  1. Obsidianをインストール
  2. Vault(ボルト)を作成する
  3. ノートを作成する

Obsidianをインストール

Obsidian公式サイト

まずはObsidianの公式サイトにアクセスします。
公式サイトに、ダウンロードリンクがあるのでそこからソフトウェアをダウンロードします。
ダウンロードできたら、ダウンロードファイルを開いてインストールします。

Vault(保管庫)の保存場所と設定方法

Obsidianをインストールしたら、まずは「Vault(ボルト)」と呼ばれる保管庫を作成します。

Obsidian保管庫の作り方

Vaultはあなたのノートデータをまとめて保存するフォルダのようなもので、ここに作成したノートや添付ファイルがすべて格納されます。

Vault作成時は名称と保存場所を指定します。
保存先はパソコンの任意のフォルダを選べますが、クラウドストレージと併用すると便利です。

例えばMacの場合はiCloud Driveを保存先にすると、スマホ版のObsidianアプリと自動的に同期できるため、外出先でもノートを確認できます。

Bob

プラグインをうまく活用すればDropboxやGoogle Driveなど他のクラウドストレージも利用可能ですよ。

また、Vaultは後から場所を変更することもできます。

新しい場所にVaultフォルダをそのままコピーすればOKです。

iCloudを使えばMacとiPhoneを簡単に同期できますが、ほかにも同期方法はいくつかあります。

Google DriveやDropboxを利用する方法、そして公式のObsidian Syncを使う方法です。

公式Syncは料金や容量に制限がありますが、暗号化や履歴復元などセキュリティ面で安心できるのが魅力です。

料金や無料で使える代替手段については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ノートを作成する

Vaultの作成ができるとObsidianが立ち上がります。
新規ノートを作成する場合は下図のメモアイコンをクリックします。

Obsidian新規ノートの作成

新規ノートの保存場所を変更する方法

Obsidianでは、新しく作成するノートの保存場所をあらかじめ指定できます。

デフォルトではVault(保管庫)の直下に保存されますが、用途に応じて保存先を変えることで、フォルダ整理がしやすくなります。

設定方法は簡単です。画面左下の歯車アイコンをクリックして設定画面を開き、「ファイルとリンク」 を選びます。ここにある 「新規ノートの作成場所」 の項目で、保存先を3つの中から選択できます。

  1. Vaultのルート直下(保管庫直下)に保存する
  2. 現在開いているノートと同じフォルダに保存する
  3. 指定したフォルダに保存する

特定のフォルダを指定したい場合は、事前にVault内にフォルダを作成しておく必要があります。

保存先を決めておくことで、毎回ノートを移動させる手間がなくなり、整理がぐっと楽になります。

Obsidianを日本語化する方法

Obsidianは初期設定では英語表記ですが、設定を少し変更するだけで簡単に日本語に切り替えることができます。以下の手順で設定してみましょう。

1. 設定メニューを開く

画面左下にある歯車アイコンをクリックし、「Settings(設定)」画面を開きます。

2. 言語を「日本語」に変更する

設定メニューの最上部にある「General」をクリックします。

「Language」という項目がありますので、そこをクリックして「日本語」を選択します。

すぐ横にある「Relaunch」ボタンでObsidianを再起動します。

3. 自動的に日本語に切り替わる

再起動すると、インターフェース全体が日本語表記になります。

表示が日本語になることで、操作メニューや設定項目が格段に分かりやすくなります。

Obsidianを初めて使う方は、まずこの設定を済ませておくことで、迷わずに各機能を試せるようになりますよ。

内部リンクの貼り方

Obsidianの魅力の一つはノート間をリンクで繋げられることです。

内部リンクを作成するときは、ノート内で右クリックをして「Add link」をクリックします。

Obsidian内部リンクの作成

リンクを張りたいノートを一覧から選んでクリックします。

Obsidian内部リンクの作成

すると、内部リンクをはることができます。
グラフビューではファイル同士のリンク関係を可視化してくれます。

Obsidian内部リンクの作成とグラフビュー

便利に使うために僕がやったこと

Obsidianを始めるにあたって便利に使うために僕がやったことをまとめます。

フォルダを作成

まず僕がやったことはノートを保存するフォルダの作成です。
僕は以下のフォルダを作成しました。

フォルダは自分が使いやすいように自由に作成してください。

フォルダ役割
Archive使わなくなったノートをアーカイブする
Blogブログ記事の下書きを保存する
Daily Note日記を保存する
Memoメモを保存する
Knowledgeナレッジを保存する
Taskタスクを保存する
TemplatesDailyNoteのテンプレートを保存する
Cooking料理のレシピを保存する
Obsidianのフォルダ構成

Obsidianのショートカットキーを自分好みに設定する方法

Obsidianでは「設定」メニューの中にある ホットキー からショートカットを自由にカスタマイズできます。

設定方法は簡単で、画面左下の歯車アイコンをクリックして設定画面を開き、左メニューから「ホットキー」を選択。

Obsidianホットキーの作成

使いたいコマンドを検索し、任意のキーを割り当てれば完了です。

例えば僕の場合、ブログ記事を書く際に見出し設定を素早く行いたいので「見出し1」に Cmd + 1、「見出し2」に Cmd + 2 というように登録しています。

ほかにも「デイリーノートを開く」「現在のノートをリンクする」「テンプレートを挿入する」などよく使う操作を登録しておくと、作業効率が大きく向上します。

標準のショートカットに加え、自分のワークフローに合わせたカスタマイズを行うことで、Obsidianをより快適に使えるようになりますよ。

デイリーノートを作成

設定からデイリーノートを開きます。
新規ファイルの場所を指定しておくことでデイリーノートが使えるようになります。

「起動時にデイリーノートを開く」をオンにしておくと起動時にデイリーノートを自動で開いてくれるので便利です。

Obsidianデイリーノートの作成

デイリーノートの設定をしたら、画面左側にあるカレンダーアイコンをクリックすることで新規デイリーノートを作成することができます。

僕は毎日このデイリーノートを開いて、ジャーナリングをしたりタスクを一覧化してメモしたりしています。

Obsidianデイリーノートの作成

Obsidianは何に使える?活用事例まとめ

実際にObsidianを初めてみたけど、何に使うのかイメージがわかない方向けに僕の活用事例をご紹介します。

ジャーナリングとして使う

Obsidianにはデイリーノートという機能があります。
名前の通り毎日、その日の出来事を記録できる機能です。

このデイリーノートを使って僕は毎日ジャーナリングをしています。
朝起きたらデイリーノートを立ち上げてカタカタとジャーナリングを行います。

ジャーナリングは、思考や感情を書き出すことで頭の中を整理できる習慣です。
Obsidianでは日付ごとに自動でノートが作成されるため、続けやすいのが大きなメリット。

さらにテンプレート機能を使えば「今日の目標」「感謝したこと」「振り返り」といった項目をあらかじめ設定でき、より深い内省が可能になります。

デイリーノートとタグや内部リンクを組み合わせれば、過去の記録を簡単に振り返ることもできるので、自己成長やアイデアの整理にもつながります。

タスク管理として使う

僕はObsidianをタスク管理としても利用しています。
具体的には、Taskというノートを作ってタスクを書いていくだけです。
ここでタスクを入れておいて毎日確認してデイリーノートの方に転記していくやり方でタスク管理を行なっています。

読書メモとして使う

読書をしたらアウトプットをしないとすぐ忘れてしまいます。
僕はbookというフォルダを作成して読んだ本のタイトルでノートを作ってメモしています。

ネット情報を収集する

気になるWeb記事や資料は、ObsidianのWeb Clipper機能を使えばワンクリックでノートに保存できます。
記事本文やURL、スクリーンショットをそのまま保存できるので、あとで検索・整理がしやすく、情報ストックとして非常に便利です。
詳しい使い方はこちらの記事をご覧ください。

レシピとして使う

普段作る料理のレシピもすぐに取り出せるようにメモしています。
Cookingというフォルダを作りレシピ名がタイトルのノートを作って整理しています。

ブログ記事執筆に使う

Blogというフォルダを作りブログ記事の執筆も行なっています。
Blogフォルダには以下のサブフォルダを用意して上手く使っています。

フォルダ名用途
Draftsブログ記事の下書きを保存
Ideaブログ記事のアイデアを保存
Knowledge記事作成の工程などナレッジ系を保存
BlogBacklogブログ構築面のタスクを保存
Blogフォルダの活用例

まとめ

Obsidianを始めることができましたか?
まずは今回の方法で、自分なりにノートを作って使い慣れていきましょう。

今回ご紹介したのはiCloud連携を使ったやり方なので、PCとスマホで同期できているはずです。

家でも外出先でも同じノートを更新し、思いついたアイデアをすぐに記録する習慣を作ってみてください。

そうすることで、自分の思考を繋げて育てる楽しさに気づけるはずです。

基本的な始め方が分かったら、次はさらに使いこなすステップに進みましょう。

具体的な使い方を知りたい方はこちら

具体的に役立つプラグインを知りたい方はこちら

複数端末での同期方法を知りたい方はこちら

機能を拡張してもっと便利に使いたい方はこちら

書籍もあわせて読むと、より深く理解できるのでおすすめです。

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